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「共闘ことばRPGコトダマン」初心者はイカリスタートだろと思った話

 

kotodaman.jp

 

いまだかつてここまで同じゲームの話題をひっぱったことがあっただろうか(反語)

しつこくコトダマンの話ですこんにちは。

とりあえず今回は公式生放送を見て「鬼滅コラボ参入の初心者がまず挑むべきなのはイカリの方でしょ」と思った話をつらつらしていきます。

当然ながら個人差やデッキ状況に左右される話ではあるのですが、それ込みでもイカリの方が挑めるだけの下地を作りやすいと感じたからです。

理由については続きをご覧ください。カナシミが向いてない話は割と負の側面が出たちょっと愚痴っぽい要素があるので、その手の話が苦手な方はイカリが完封できる話から見て頂ければいいかと思います。

 

 

イカリとかカナシミって何よ

一通りコラボキャラを殴って一段落した初心者コトダマー(コトダマンユーザーのこと)がじゃあ次に何をするのがおススメかという話に関して、初期から実装されているらしい「イカリ・カナシミ・ヨロコビ」の3キャラの降臨を進めるのはどうかという話が公式生放送でありまして。

その3キャラは属性的にどこか一人倒したら(正確には満福にしたら)次々と得意属性の相手に挑んでいくとギミックがかち合うようになっているのですが、そのとっかかりとしてカナシミをまず倒そうぜ、という話になってたんですね。

 

なぜカナシミが推されたのか

これ、公式で推された理由って「伊之助がカナシミ特効だから」以外に理由ある?っていう話なんですね。

それならガチャで言えばイカリ(睡眠バラマキ野郎)に対する特効、コトダマンで言うところの適正キャラって同じく睡眠耐性の伊黒さんがいるんですよ。

ならキャラを引ける確率的にイーブンなのになぜイカリのことには触れずにカナシミのことだけ持ち出したのか。ここがまずよく分かりません。

一応キャラ人気的な話はありますが、それを言い出したら伊黒さんは人気投票一位の善逸と同じ方のガチャですしピックアップも一緒のグループなんで、割とマジでよくわからないです。内部的なデータで伊之助持ちが多いってことなんでしょうか。

一つこれが理由じゃないかと思われるものとしては一応想像はつきます。ガチャに頼らずとも睡眠耐性を持っている木属性のリーダーを入手できる方法というのがありまして、ストーリーのはじまりの物語をクリアした後に出てくる各属性の超級クエスト、それの木属性のセク滅トは特に何もしなくても木属性キャラに対して最大で睡眠70%、更に編成時に一定の条件を満たせば100%の耐性がつけられるんです。

ですので必要なキャラをガチャに頼らず集められるカナシミが推されたのではないか、とは思うのですが……生放送ではそこはあまり触れずに「伊之助がいるから~」で強引に進めたので「だったら伊黒さん居るわ!」ってなるわけです。

ですがそもそもギミック的にカナシミってかなり面倒で対策するのしんどいんですけどイカリは対処がかなり楽なんです。なぜそう思うのか、また更に続けていきます。

 

カナシミとイカリのギミック比較と初心者の壁「手持ちがない」

まずギミックについて。カナシミとイカリで共通する部分として睡眠を撒いてくるということとシールドを張ってくるので壊さないとダメージが通らないというものがあります。

ですがカナシミはシールドがデフォ2枚、イカリは1枚です。

おまけに出題される盤面も全然違いまして、イカリは真ん中3文字の上8割が「○ょ○」とか「○ゅ○」とかの接待出題です。端2文字に適当に「○う ○う」とか「○い ○い」とか置くだけで手軽に5文字にできるしシールドもだいたい1ターン、悪くても2ターンあれば壊せるくらいの優しさです。

対してカナシミは2連シールドのマスに「くぼ」とか「んど」とか「いほ」とか「うえ」とか「いこ」とかの初心者がどうにか覚えたい軸・う軸作戦を台無しにしてくる(前後に「○い ○ん」を置く作戦が通用しにくい)出題をしてくるし片方でもシールドがあるとダメージ通らないしで慣れている人からすればともかく初心者的に圧倒的に単語が作り辛いです。

これに対応しようとするとただチェンジガードを持っていけばいいわけではなく、い、う、ん、各段の子音、バランスよくそろえた上でチェンジガードがまんべんなく必要です。

いや、4文字単語作るだけなら左側で作れます。でもそこで作ってもシールド壊せないと攻撃は通らないんだよなぁ……。

実際コトダマン辞書(単語検索ツール)片手にやってどうにかってレベルでしたよ。というかこれい軸う軸どちらも対応できる文字編成じゃないとシールド破壊しんどいのでは?

つまりまずイカリの方が圧倒的に攻撃を通しやすいんですね。

あ、熟練者ならちゃんと文字作れるとかそういう話は今はいいです。「初心者の次のステップとしてのおすすめに」「初心者が単語を作りにくい」カナシミを推すのはどうなんって話ですから。

ついでに補足で言えば4ターン目までにシールドが両方とも割れないと即死攻撃が来ます。それなりに対策すればそこまでひどいことは少ないと言えど、即死トラップが2段階というのは地味に注意点ですね。シールドブレイクが重要になる理由の一つです。

そしてカナシミとイカリの大きな違い、最後のギミックがチェンジかトゲかです。

カナシミはチェンジがランダムなので変化後の文字を予測して対策もできません。チェンジガード持ちのキャラがいないと運ゲー必須です。

対してイカリはトゲ=固定ダメージなので、もしトゲガードキャラが少なくても回復できるキャラを多めに入れたら多少強引に進めても潤沢な回復を挿むことで力技ですが対処ができるとも言えます。

つまりチェンガ必須であるカナシミに対して、トゲガードか回復かと多少選択肢の幅を広く取れるイカリ、というわけです。

 あと公式デッキ、星6「そんなにない」といいつつもつなぎ文字にガチャ星6でしかもチェンジガード+スーパーシールドブレイカーのカードを持ち出すのは販促(反則と入れたかったけど秀逸な誤変換だと思いました)じゃないでしょうか。初心者に用意できるデッキ #とは。

ちなみに自分の場合、持ってるカードは8枚だったので2/3、約66%ですね。コラボから初めた人間が7・8割持ってるっていうのはちょっとまああんまりないんじゃないですかね。無料ガチャ欠かさずに引いてるし鬼滅ガチャ450回は回したんですけどね。

スーパーシルブレをチェンガですぐ隣につけて2枚まとめて抜いて一発でシールド破壊?初心者が少ない手数で頭悩ませてやるプレイじゃないです。あのキャラ引いたら勝てるよってだけの話で終わって残念でした。

おまけにステータスを見るに多分フルでコエダマ使ってるんじゃないかなぁ……。カナシミ攻略のためだけに初心者に貴重なコエダマつぎ込ませるんか?ないステータスでちゃんと勝てるんか?というところではあります。

実際カナシミと戦いました。戦ってその結果勝てなかったんですよ自分は。セク滅ト満福にして魔種族足りなくてキョゼツちゃんまで倒しに行った話とかします?その結果無理だったので満福捨ててもやっぱりうまくいかなかった話は?伊之助?持っとるわい。

初心者が少ない手札でそれなりに勝ち筋を見出せるだけのデッキを作ろうと思えば、リーダーの条件が伊之助か伊黒さんかでイーブンならイカリの方が選択肢の幅が出やすいと思います。もちろん確率的な話なので人によってはカナシミの方が対処しやすい場合もあるでしょうが。

 

イカリは戦い方次第で攻撃を完封できる

ところでイカリの行動パターンの話をしましょう。

彼は取り巻きが全滅すると攻撃を中断します。そして次のターンに取り巻きを復活させてまたシールドを張ります。

つまりこの2ターンの間、全く攻撃をしてきません。ノーダメージです。

おまけに取り巻きを一層した後のぼっちのターン(正確には右ザコがいない間のターン)はトゲが出ません。ボーナスタイムです。

ということは、きっちりシールドを割って取り巻きを倒せたら、あとはトゲの心配だけしていれば実はイカリに勝つのは楽です。

そしてイカリの取り巻きはカナシミと違って復活前提である代わりにHPが低いです。2万くらいじゃなかったでしょうか。

ところで彼らの弱点は5文字以上の単語です。イカリの出題パターンは8割「○ょ○」です。つまりほぼ弱点攻撃です。なのできっちり弱点属性で編成できたら案外取り巻きの処分は楽なんですよ。実際。

おまけに水は配布の炭治郎が水ですし、鬼滅ガチャ引いてる前提なら(公式の前提がそこだったので自分もその前提で話しますが)今回サブ属性やシフトチェンジも含めたら鬼滅キャラで一番多いの水属性ですし、星4の二人はサブヒーラーと本業ヒーラーですからね。

ヒーラーが潤沢にいれば火力優先して鬼滅キャラを突っ込めるイカとチェンガ優先なのでせっかく引いても伊之助以外をおいそれとデッキに投入できないカナシミというところでも差が出ます。

それに鬼滅の水キャラ勢はどちらかと言えばい軸で活躍しやすい文字多めですよね。炭治郎、錆兎は文字がア段、カナヲはカ持ち、伊黒さんがそもそもイ。時透君がトでう軸ですけどしのぶさんはコ持ちではあるもののシがついてるし、義勇さんは片方トだけどキを持っているので初心者でもあまり深く考えずにい軸で採用しやすい文字です。

やはりコラボ切っ掛けで初めて鬼滅ガチャを優先して回しているであろう初心者、と仮定するならイカリの方がデッキを整えやすいのでは?

(途中カットされた方へ:伊黒さんは伊之助とリーダー特性がほぼ同じで木か水かの差しかないので伊黒さんはイカリの適正リーダーです)

 

「コラボイベントを一通り終わらせた」初心者が持っているであろう「満福無惨」

そしてもう一つ、ここからはちょっとトリッキーな話になりますが、本当に最初の最初の前提である「コラボイベントを終わらせた後に取り組む降臨として」何がいいか、という部分になります。

そう、コラボイベントのメイン=無惨をぶちのめして満福にしたユーザーがその後に取り組むこと、と言っても割と過言じゃないです。

それができてない人は無残に挑むためにどの降臨に挑むべきか、という話になるはずですからね。

つまり、どいつに挑むかなーなんて考えてる時点でその多くは持っているんですよ。満福の無惨を。きっちり編成したらクソみたいな補正がかかるリーダーとくせいを持っている無惨を。

ところでこの無惨、満福にしたら睡眠耐性100%なんですよね。ふーん。ほーん。

……満福無惨でカナシミやイカリを倒せるのでは?と考えた人がいても何も不思議ではないですし、実際生放送中にも講師役のベテランユーザーさん?が倒したと仰ってましたからね。

そこでやってみた結論から言いますとですね。イカリ楽勝、カナシミ辛勝だったんですよ。やっぱり初心者はイカリじゃねーか!と思った気持ちを少しはご理解頂けるのではないかと思います。

※魔級降臨で同じグループに入ってるヨロコビは呪いの状態異常を撒いてくるので素通しになる無惨に適性はないです。ガチャ炭治郎リーダーの鬼殺隊デッキなら呪いが防げるのでトゲを無視して押し切れるだけの火力が出るかどうかが争点だと思いますが、試してないのでよくわかりません。

 

無惨パーティーの特徴とメリットデメリット

無惨のリーダーとくせいは「各属性のキャラを2人ずつ入れたらHPと火力にとてもすごいバフがかかって睡眠と毒が無効になる」というものです。ただし満福まで育てないと効果はそのぶん薄くなるし状態異常耐性も確率になります。

これによるメリットはまず「潤沢なHP」「超火力なので有利属性でなくても十分に火力が出る」「初心者特融の手札の少なさをごまかせる」というところがあります。

そしてデメリットは「耐性がないので被ダメがふくれあがる」「編成するのが大変」「混成デッキはマルチで敬遠されがち」といったあたりでしょうか。

このあたりも素人なりにですが説明していきます。

まずHPと火力についてはもう特に補足もいらないと思いますが、手札の少なさをごまかすとはどういうことか、という話ですね。

属性統一でデッキを作る場合、例えば水属性だけでトゲガードをしっかり揃えたデッキを作ろうとしてもそもそもトゲガードを持ってるキャラが一桁しかいないよ!そこからさらに使える文字のキャラを考えると半分もいないよ!なんてこともありえます。

ところが今回の無惨パの場合、水枠は2人です。逆に言えば使いやすい文字を持ったトゲガードのキャラを2人選出することなら、貧弱な手札の中からでもどうにかなったりします。

一つの属性の中にはギミックに対応した使いやすい文字のキャラが2・3人ほどしかいなかったとしても、その2・3人のキャラを詰め込めばギミックに対応しつつ使いやすい文字で揃えたデッキができちゃうんですね。

ただしそれは同時に編成の難しさにも繋がりまして、特定の属性に似たようなキャラ(例えば火の属性にトゲガード持ちのンが固まっているなど)が偏っているとどんなに採用したくても枠が限られているので他の有用なキャラが入れられないといった悩みも出てきます。

それを初心者にオススメすべきかと問われてしまうと悩ましいところではあるのですが、少なくともガチャを回してきた回数が少なく降臨もあまりしていなくて限られた手札しか持っていない初心者、という前提に立つとその少ない手札で最大のパフォーマンスを発揮できるのは属性統一デッキよりも混成デッキである可能性は普通にある、ということです。

初心者が使いこなすには難易度が高いが初心者だからこそ無理に属性統一デッキを使うよりも攻略が楽になりやすい混成デッキ。だからこそ初心者には結構真面目に本気で向き合ってみて欲しいんですけどね。自由にデッキを組む楽しみがあるといいますか。

そして問題は得意属性で挑む時と比べてダメージがかさむので油断してるとすぐにやられることですね。割とデッドオアアライブみたいになります。

だからこそシールド割るまでに普通に殴られまくるし取り巻きもHPがそこそこあって序盤を乗り切るのがしんどいカナシミはどうにか初勝利を収めましたが辛勝でした。カナシミは無残でマルチに参加できないなと思いましたし編成難易度高めだと思います。(安定した編成ができるだけの手札が揃っている人も当然います)

そりゃこれだけ不安定なら敬遠されるのもやむなしかなって思うレベルでした。

ところでイカリなんですが、これまで説明してきた諸々が見事に混成デッキの弱点をカバーしているというか、無視できるというか、もう正直色々と仰っている方もいますけどイカリについては無残パは適正と言ってもいいんじゃないのかと思ったくらいです。(とは言えやっぱりちゃんとした属性一致の適正パーティーから比べると不安定だとは思うので、マルチで蹴られても仕方ないなとは思ってます

 

なぜ無惨だとイカリが楽なのか

まず睡眠がガードできるのは説明不要だと思います。

で、次に敵からのダメージが大きくなる問題ですが、前述の通りイカリはシールド一枚かつ出題が優しいので初手からシールドを割ることもそこまで難しくなく、弱点をつくのも容易で敵HPが低いので火力の出る無惨パならデッキを調整すれば初手で雑魚処理するのも難しくありません。

つまり被ダメの心配をする機会があまりありません。

そして固定ダメージトゲですが、無惨パはHP倍率も高く、かつ基本高レアの編成になる(強くて使いやすい各属性生え抜きの2枚がデッキに入るので)ため素のステータスも上がり、コエダマがあまり使えない貧乏PTでもHPが3万オーバーは余裕ですし、本当に生え抜きで揃えたら夢の4万も見えてくるのではないでしょうか。

つまりHPが低めでも敵のダメージは抑えられる属性一致PTよりもとにかく素のHPが増える無惨パの方がイカリ相手においては有用に働く可能性があります。敵からのダメージを受ける機会が少なくトゲの固定ダメージの方が注意を払わないといけないので。

とにかくコンスタントにシールドを割って取り巻きを倒すことが優先なので、火力優先の無惨パは非常に理に適っているんですね。パーフェクト無惨様ならシルブレ追加されますしおすし。

ちなみにガチャ炭治郎を引けている場合、育成具合次第ですけど無惨倒した後なら生生流転が入ればたぶんワンパンできるくらいに育ってると思われます。

 

無惨でイカリチャレンジする際の注意点

まあ、言うまでもなく被ダメの多さ問題ですよね。

シールドを割るのに失敗した場合、ボロボロの状態で次の人のターンに渡るので下手したらその時点で詰みます。トゲ死不可避だったり。

なので真面目な話として、マルチ参加するつもりならダメージ受けた状態でも立て直せるようにトゲガードはちゃんと入れる必要があるでしょう。回復も通常のデッキより多めに入れておくべきですね。攻撃と回復を両立できるキャラなどは有用です。

特にシールドを割れない時のトゲのダメージは自分の手番内でちゃんと回復させておかないと敵の攻撃で普通に死んだり死にかけたりすることもあるので注意です。そういった場合は場に苦手属性を出すことを控えるテクニックも重要になります。イカリの場合は草と冥(無惨の属性です)が被ダメ増です。

とりあえず個人的なバランスとしてはトゲガードは5・6枚でい・んと子音文字にバランスよく配置、回復能力持ちは4人は欲しい、シールドブレイカーも4人くらいはいると安定する、というところでしょうか。

トゲガード持ちの回復と言えば有名どころのシルグリードとソケットシー、リバールキリーにキョン死ィと初心者向け降臨で揃ってますね。火属性が潤沢なら有利が取れる魔級のキョゼツちゃんがトゲガード持ちです。シュンシーはシールドブレイカーですね。

禰豆子ちゃんが引けているならトゲ分を回復で戻せるので採用して問題ありません。カナヲもきっちり育成していれば悪くなかったと思います。悲鳴嶼さんはスーパーシールドブレイカー持ちなのでシールドをとても早く壊せます。

ログボや無料10連でぽろっと引いてるかも枠ならカミオ結ビやタカミオ結ビ、アイとツラミあたりが攻撃+回復でトゲガードかシールドガードか持ってたような気がします。